皆さん、こんにちは。
漣です。
いつも漣の記事を見てくれてありがとう。('◇')ゞ
本日は、高校英文法シリーズでタイトルにもある通り助動詞の最後となるよ!
今回は
「助動詞のいろいろな慣用表現について」
紹介していくよ!みんなも知っているものや意外と知らないマニアックなものも紹介予定だから、英語が得意な人も苦手な人も最後まで見てほしいな。(^_-)-☆
その前に・・・
いままで高校英文法の助動詞はいろいろ紹介してきたよね!
<助動詞の過去記事>
どれも分かりやすいとめちゃんけちゃ好評だから、見ておいて損はないよ!
ということで、わからないなぁと思ったものは見ておいてね!('ω')ノ
それでは、今回はその応用というわけではないけど今までの助動詞の知識を含めた慣用表現について紹介していくから、しっかりノートに書きながらまとめたりして受験に備えてオリジナルのノートを作ってみよう!('ω')ノ
<目次>
- ◆助動詞の慣用表現について
- 0.0 過去の習慣的動作を表すused to~の用法と意味
- 0.1 過去の継続的状態を表すused to~の用法と意味
- 1.can but~の用法と意味
- 2.can do nothing but~の用法と意味
- 3.can't help ~ingの用法と意味
- 4.can't~tooの用法と意味
- mayやmightを含む用法と意味
- 5.may(might) well~の用法と意味
- 6.may(might) as well~の用法と意味
- 7.may(might) as well ~as...の用法と意味
- dareを含む慣用表現の用法と意味
- 8.dare say~の用法と意味
- 9.How dare you~?の用法と意味
◆助動詞の慣用表現について
助動詞の慣用表現というと、皆さんがよく知っているのはこれかな!?
まずは、超簡単なものを紹介!
0.0 過去の習慣的動作を表すused to~の用法と意味
→used to は、現在との比較で「~したものだった」というなよう意味で、過去の習慣的な動作を表す。
例えば・・・
I used to compete against him on anything.
彼とは何でもよく張りあったものだ。
Point!
助動詞として疑問文で使う場合、used だけが主語の前にくる。
例えば・・・
Used he to bully other students when he was in high school?
彼は高校生のとき、他の生徒たちをいじめていたのですか。
Point!
◆ used to は過去形を表す言葉ですから、疑問文で動詞として使う場合は did を主語の前に付けるよ。
例えば・・・
Did she use/used to make a pet of animals when she was a child?
彼女は小さい頃、動物を可愛がっていましたか。
make a pet of(~を可愛がる)
Point!
疑問文や否定文では used と use のどちらでも使うことができるので注意。
ただ、一般的によく使われるのは Did she used to ... ? の方だから覚えておこう。( ..)φメモメモ
また、否定文でも助動詞と使う場合と、動詞として使う場合がある。
それは・・・
助動詞の場合
People usedn't to be permitted to cross this bridge.
人々はこの橋を渡ることは許されなかった。
一般動詞の場合
My elder brother didn't use/uesd to smoke so much.
私の兄はそんなにもタバコは吸っていませんでした。
Point!
否定文の場合においても used to を使う方が普通。
0.1 過去の継続的状態を表すused to~の用法と意味
→「以前は~だった」というような意味で、過去の継続的な状態を表す。
例えば・・・
There used to be a lot of tombs around here.
ここら辺には、かつてたくさんの墓がありました。
Point!
疑問文や否定文の作り方は、習慣的動作を表す場合と同じ。
例えば・・・
He didn't used to be such a coward.
彼は以前はそんな臆病者ではなかった。
他にも・・・
No way! Did you used to live in such an authoritarian state?
まさか、あなたはかつてそんな独裁国家に住んでいたのですか。
1.can but~の用法と意味
→「ただ~するばかりだ」という意味を表す。
使い方として例えば・・・
The government can but try to increase taxes.
政府は増税をしようとするばかりだ。
この場合には“増税することしか頭が働かない”というような皮肉にも取れる。
この例文は今まさに、日本政府が増税しようと企んでいる様を表現しているよ。
Point!
※ but の後ろには、いきなり動詞の原形がくる。
→この場合の but は only「たったの」の意味なので only に置き換えてみるとわかり易くなる。
2.can do nothing but~の用法と意味
→「~するよりほかはない」という意味を表す。
例えば・・・
If you are having an affair, you can do nothing but keep it secret.
もし浮気をしているのなら、隠すしかないですよ。
have an affair 浮気をする keep secret 秘密にする
Point!
can を could にすれば過去形でも表現できる。助動詞の過去だからと言って丁寧表現の意味合いはないので注意!
こんな風に・・・
The authorities could do nothing but wait for the hostage to be freed.
当局は人質が解放されるのを待つしかなかった。
※ この but は exept「~以外」の意味で使われているから注意。
3.can't help ~ingの用法と意味
→「~せざるをえない」という意味で、can do nothing but とその意味合いは変わらないので、言い換えとかに使ってみよう。
例えば・・・
We cannot help regarding the nation as a threat.
我々はその国家を脅威であるとみなさざるを得ません。
※can't はcannot にしても同じ。
また、ここでは can't help but という言い方もできる。
例えば・・・
I couldn't help but pretend to be happy before him.
彼の前では幸せのふりをするしかなかったのよ。
Point!
but の直後に来る動詞は原形になることに注意。
4.can't~tooの用法と意味
→「いくら~してもたりない」という意味を表す。
例えば・・・
You can't exaggerate the beautiful scenery of this village too much.
この村の美しい景色は誇張しても誇張しきれない。
これは、結構初耳の人も多いのではないかなぁ( ..)φメモメモ
次に、mayやmightを含む表現を紹介していくよ!
mayやmightを含む用法と意味
→それぞれ、may を might に変えると、控えめな表現になるよ。これは、助動詞の過去形を用いると丁寧表現、控えめ表現といわれる所以だね!ただ、注意してね!過去形にする場合は、それぞれの表現の後ろに、have+過去分詞を付けるよ。
5.may(might) well~の用法と意味
→「~するのはもっともだ」という意味を表す。断定的なニュアンスになる。
例えば・・・
Mr.Hayashi is a newshawk. He may well know the underside of the case.
林氏はやり手の新聞記者だ。彼がその事件の裏側を知っているのは当然だ。
newshawk やり手の新聞記者
Point!
・否定文にするには may の後ろではなく well の後ろに not を付ける。
・mayやmightにwellがあるとmay本来の「~かもしれない」とかの意味はなくなることに注意。
6.may(might) as well~の用法と意味
→「~したほうがよいだろう」という意味を表す。また、さっきの may well と比べて超似ているけどニュアンスが違う。これは、憶測とか推測的なニュアンス!
例えば・・・
We may as well leave open the possibility (that) there is a real culprit.
真犯人は別にいるという可能性を残しておいたほうがよいだろう。
leave open the possibility 可能性を残す
7.may(might) as well ~as...の用法と意味
→「...するのは~するのと同じだ」「...するくらいなら~したほうがよい」という感じを表現する。さっきの5や6の表現やとasの位置や量によって意味が異なることに注意しよう!
まあ、覚えるコツはasで比較する文を挟み込むからこれは比較における同等のニュアンスを持つと覚えるといいかも!?
例えば・・・
I might as well live in a southern desert island as the Arctic in winter.
冬の北極に住むくらいなら、南国の無人島に住んだほうがましかもね。
Point!
後ろの as の後には live in が省略されていることに注意。
dareを含む慣用表現の用法と意味
8.dare say~の用法と意味
→「おそらく~だろう」という意味を表す。
“それはあえて言うよ”くらいの感じかなぁ。
例えば・・・
I dare say (that) he is a burden to our team.
あえて言わせてもらえば、彼は僕たちのチームのお荷物だよ。
となる。
まあ、こういう多少の違いのニュアンスはわかりやすいように大袈裟に訳すようにするとうまくいくよ!
結構、英語を訳す上で苦手な人ほど意訳に走り、それで訳の分からないジレンマに陥ることが多いから気を付けて!
9.How dare you~?の用法と意味
→「よくも~できるものだ」という意味を表す。もちろん主語の you はhe や she など、他のものにすることもできるからね。( ..)φメモメモ
例えば・・・
How dare you hand in such a mistake-filled report?
よくもこんな間違いだらけの報告書を出せるもんだなあ。
hand in 提出する mistake-filled 間違いだらけの
これで、助動詞の解説は以上!
長かったけどお疲れ様!
以下にあるテストを解いて今までの知識を活かして理解しているか確認してみよう!
<確認テスト>
<解答と解説>
最後まで読んでくれて、ありがとう。
そして、お疲れ様!('ω')ノ また、次回の続きの記事でお会いしましょう!($・・)/~~~ このブログの記事が面白い、応援したいと思った方は以下をクリックして投票応援しよう!
参考文献:(問題)高校英語の助動詞の確認テスト (e-bunpou.net)